日本では見れない景色の中での海外ウェディングは、やはり憧れですよね。でも、下見に行ったり模擬挙式に参加することができない海外ウェディングは、なんだか不安だし、ちょっと大変かも・・・。
でも、実は海外ウェディングの段取りはシンプルで、それに沿って進めれば結構簡単なんです。ここでは、海外ウェディングのスケジュールについて紹介します。
1,挙式の1年前~
日程とエリアを決める
まずは、『いつどこで』結婚式を挙げるかを決めます。海外ウェディングをする場合、新婚旅行を兼ねているカップルが多いので、挙式後には、旅行としても楽しめる場所を選ぶといいでしょう。
また、結婚式の日数だけでなく、その後の旅行のことも考えて滞在できる期間や希望するエリアの気候、予算なども話し合っておきましょう。
会場を決める
希望のエリアが決まったら、結婚式場を決めましょう。人気がある式場は、予約が1年先まで埋まっていることもあるので、早めに手配しましょう。
また、希望の式場が決まったら、挙式スタイルや会場の設備やサービスをしっかりチェックしておきましょう。
海外で結婚式を行う場合、その挙式スタイルは、大きく分けて『リーガルウェディング・ブレッシングウェディング・人前式』の3つです。
人前式は、立会人の前で結婚を誓うスタイルで、宗教色もほとんどなく、日本でもよく見かけるようになったウェディングスタイルですね。
リーガルウェディングというのは、リーガルの文字通り『法的効力のある結婚式』で日本人であっても、リーガルウェディングをすると、その現地の役場に2人が結婚した記録が残り、それは法的な効力をもちます。ですから、リーガルウェディングを行う場合には、様々な手続きが必要となります。
ブレッシングウェディングは、入籍を済ませたカップルに対し「祝福」を与えるセレモニー的な挙式スタイルで、こちらには、リーガルウェディングのような法的効力はありません。
こちらのスタイルの場合、条件として二人が夫婦である事が挙げられるため、式場によっては、先に日本で入籍しておく必要があります。
ウェディングの手配会社に申し込む
希望の会場が決まったら、その場所で挙式をプロデュースしてくれる手配会社を探しましょう。
1つの会場を複数の会社が挙式の手配をしている場合が多いので、いくつかの手配会社から資料を取り寄せたり、直接店舗に訪問し、そのプロデュース方法やサービス内容を聞いてから、自分たちに合った会社を決めるといいでしょう。
2,挙式6ヶ月~
ゲストの有無を決める
海外で挙式をする場合、ふたりだけで式をあげるのかゲストを呼ぶのかによって、コストもずいぶんと変わってくるでしょう。
もしゲストを呼ぶとなると、その人達の旅費はどうするのか、家族と一緒にしっかりと話し合って決めるようにしましょう。
ここからは、式にゲストを招待する場合の段取りとなります。
招待したい人達に連絡をする
ゲストを招待すると決めたら、招待したい人達にすぐ電話で連絡しましょう。日本で結婚式をする場合は、往復はがきによる招待状を郵送することで、正式な招待となりますが、海外でのウェディングの場合、まずは、ゲストにその日程の予定を確保してもらうことが重要です。
ですから、まずは招待したいゲストに直接電話で連絡をして式に出席してほしい旨と挙式の日程を知らせ、予定を確保してもらうようにしましょう。
この時、旅費やホテル代に関して負担するかしないか正直にゲストに伝え、もし、負担が無理なときは、安いツアーを紹介したり、ご祝儀が不要であることなどを伝えるなどの心遣いを忘れずにしましょう。
ゲストの交通やホテルの手配をする
ゲストが式に出生することが決定したら、ゲストからの理の申し出がない限り、飛行機やホテルの手配は、こちらでするようにしましょう。
3,挙式3ヶ月~
衣装を決める
ウェディングドレスを決める場合、方法としては
・日本で衣装を選びレンタルして持っていく。
・日本で選んだ衣装を現地でレンタルする。
・日本で選んだ衣装を購入して持っていく。
・現地で衣装を選んでレンタルする。
があります。日本で選んだ場合、時間的に余裕を持って選び試着できるという面で安心できますが、レンタルしたり購入したりして、それを日本から現地まで持ち運ぶ場合は、荷物が増えるという面では、デメリットとなります。
日本で選んだものを現地でレンタルする場合、持ちは込の必要がないため便利です。ただショップによっては、対応方法が異なるので、事前の確認が必要です。
日本でなかなか時間が取れない多忙な人には、現地で衣装を選ぶ方法が最適だと思います。この場合、実際式場を見てその雰囲気にあったドレスを選ぶことも可能です。
ただ、自分の理想としていたドレスが見つかるかどうかは、運次第というところは、新婦さんとしてはデメリットとなるでしょう。
パーティの演出やオプションを決める
ふたりだけで式をあげる場合は、ヘアメイクのリハーサルやフォトツアーなどのオプションをどうするか、ゲストを呼ぶ場合は、挙式後の現地でのパーティーの演出にどのようなオプションサービスをつけるかなどを検討しましょう。これらのオプションは、申し込んだ手配会社の挙式プランをもとに選んでいくといいでしょう。
また、式場やパーティーの会場へのゲストの移動に、送迎車の手配をしておくことをおすすめします。立地がわからない場所での移動はとても大変です。
旅行プランを決める
海外ウェディングの醍醐味といえば、挙式後の旅行です。招待したゲストや家族と一緒に人気のオプショナルツアーに参加したり、素敵なレストランで食事をしたり・・・。
考えただけでワクワクしますが、こういった旅行プランは、予め日本で予約しておいたほうが確実に楽しめます。
4,挙式1ヶ月前~
いよいよ出発直前です。2人のスケジュールや必要事項の確認はもちろんのこと、一緒に行く家族や友人にも連絡をし、現地での待ち合わせ方法や連絡の取り方、自分たちの滞在場所の連絡先など、必要な情報を伝えておきましょう。
5,まとめ
今回は、海外ウェディングをする場合のスケジュールを紹介しました。上に書いた準備時期に関しては、あくまでも目安ですので、必ずしもその時期になってから準備をスタートしなければいけないというわけではありません。
ただ、準備が遅くなってしまうと、人気のチャペルや衣装が予約できなかったり、ゲストにスケジュールを開けてもらう事ができなかったりするので、早めに準備をしたほうがいいでしょう。
素敵な思い出に残るようなウェディングができるように、2人でしっかりと話し合い、早めに準備を進めていきましょう。